一般歯科
一般歯科とは、小児歯科・矯正歯科・口腔外科以外のむし歯治療や歯周病の治療等、通常皆さんが歯科医院に通院した際に受ける治療の大半を一般歯科と考えて戴ければ結構です
 治療の流れ
検査・治療(応急処置)
痛みがある場合、痛みを取り除く応急処置をし今後の治療計画を立てるために必要な検査を実施します。
(レントゲン写真・むし歯、歯周病検査)

カウンセリング
検査結果を資料をもとに患者様の治療計画、治療方針、予防の重要性、お口の状態についてご説明します。

お口のクリーニング
きちんとお口をクリーニングして、むし歯が再生する危険を予防していただき予防の重要性を認識して頂きます。

本格的な治療
痛みが落ち着いたところでむし歯と歯周病の治療を再開します。主に歯を削ったり、詰めたりします。
歯周病を治療し、歯ぐきの腫れをおさえ、初期の虫歯であれば、痛みも少なく虫歯を除去することも可能です。
お子様の歯には予防処置として虫歯になりにくくします。痛みもなく安心して治療を受けてください。

治療終了・メインテナンス
治療がおわってから歯が悪くならないように今後の予防や定期検診についてサポートさせて頂きます。

 ◆むし歯・歯周病

むし歯
虫歯は虫歯菌による感染症です。
感染した虫歯菌を完全に除去し,再び感染を起さないように治療します。
自分の口腔内を細かくチェックすることは不可能ですのでプロの私たちにお任せください。口腔内検査やレントゲン撮影を行い早期に虫歯を発見し、最善の治療をいたします。

虫歯の治療には大きく分けてつめる治療・かぶせる治療があります。
小さい場合はつめる処置を行い、歯の中にある神経に達するような大きい虫歯の場合には根から神経を除去しその上に被せ物をします。被せ物ですがセラミックなどを使った綺麗な修復物もあります。

歯周病
歯周病は歯の表面につく歯垢よっておこる歯の周りの病気です。
歯肉の炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎と、病状が悪化し歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎があります。30歳以上の8割が歯周炎に罹患しているとの研究結果がありますが、かなり悪化しないと痛みなどの症状が出ないため自分が歯周病であると自覚している人が少ないのが現状です。日頃から予防、早期治療に努めることが大切です。

歯周病の治療はブラッシングや歯石除去によるプラークコントロール(細菌の除去)と生活習慣の改善を行います。進行した歯周病は手術を行って失った骨や歯ぐきを再生することができます。歯周病は治らない、年をとったら歯周病で入れ歯になるのは仕方ない、などと思われているかもしれませんが、適切な治療を行えば歯周病は改善することができます。


 予防歯科
毎日の歯磨きで虫歯や歯周病を防ぐことが可能です。正しい歯みがきの習慣化、歯科医院で定期的に検診やケアーをうけることが大切です。お口の中には、虫歯や歯周病の原因となる歯垢が集合体になったバイオフィルムが形成されています。専門的な技術(PMTC)で取り除いても、3ヶ月程度でまた形成されてしまうということが最近分かってきました。
 フッ素の効果


むし歯の原因は歯についた細菌のかたまりであるプラーク(歯垢)です。フッ素にはそのプラークの働きを抑え、歯質を強化し、むし歯の発生を防ぐ効果があります。
歯科医院でフッ素を定期的に歯に塗ってもらいましょう。また、ご家庭では、フッ素が薬用成分として配合されているハミガキを使ったり、フッ素でうがいをしましょう。そのさまざまな効果によってむし歯を予防しましょう。
 フッ素の働きについて


フッ素配合ハミガキを使った場合のむし歯予防率は、約2年間の使用で20〜30%と言われています。より長期間継続的に使用することで、むし歯予防率はさらにアップします。また、歯みがきで落としきれなかった歯垢が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、プラークが作る酸の量を抑えてくれます。
歯質強化においては、歯の表面を酸に溶けにくい性質に改良します。
乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素配合ハミガキを使い、歯質強化につとめましょう

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